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カテゴリー: 巻頭言(他)

六月雪

六月と言えば、雨、梅雨である。梅雨と言っても最近はゲリラ豪雨などの異常気象もあり、従前の雨の風情は乏しい。今年も自然災害がないことを祈るのみである。 さて、今月のテーマは梅雨とは直接関係がない。昨年の読売書法展に西川寧先 […]

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何ぞないか?

小坂奇石先生の稽古場で、ごあいさつした後の先生からの第一声が「何ぞないか?」という時期が随分続いた。最初はその意味が判らずポカンとするばかり。普通ならちょっと小腹がすいたとか、喉が乾いて飲み物が欲しいときに「何かない?」 […]

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二十人展

春は二十人展から—。 この号が出る頃は、東京の二十人展は終わり、大阪の二十人展が開催されている頃であろうか。まさに「新春恒例の」と言うに相応しい。一九五七年(昭和三十二)に第1回展が開催されて今年は第62回展 […]

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