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学生時代の恩師田遽古邨先生は常に伝統の継承は筆遣いの継承であるといっておられた。 筆遣いを大きくとらえれば筆意。しかしねえ、意識して出す筆意は見られたものではない。あれこれ考えながら書く書作品は、たとえ面白くても低劣。 […]
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近年書道界は正統派の元祖王義之さん顕彰の行事でわき返っている。わが日本書芸院も何かしら考えているようで、もう漸く続きそうである。 特に半年ほど前の東京国立博物館の「書聖王義之」は、直前に「大報帖」とやらが突然出て来て、 […]
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